「近くの人」に表示されるのが気になるとき|位置情報とオンラインの距離感
アプリを見ているとき、「近くの人」という表示に気づくと、少しだけ気持ちが止まることがあります。
近いと言っても、どのくらいなのだろう。自分がいる場所まで分かっているのだろうか。相手にも同じように見えているのだろうか。
知らない人とつながる場所だからこそ、「近く」という言葉には敏感になりやすいものです。
けれど、画面の中で近くに表示されることと、現実の生活圏を相手に知らせることは同じではありません。この二つを分けて考えてみると、位置情報への不安も少し整理しやすくなります。
地図の距離と、人との距離は別にある
SUGOでは、プロフィール情報や利用状況などをもとに、おすすめのユーザーが表示されることがあります。場合によっては、位置情報を使った表示が出ることもあります。
そこで近くにいる人を見つけても、それは「会いたい」という意思表示ではありません。
同じ地域に住んでいると分かって、よく行く店の話が通じる。近くのイベントを知っていて話が盛り上がる。
そんな偶然から会話が広がることはあります。
それでも、オンラインで数分話したばかりの相手と、毎晩話している相手では、感じる距離はまったく違います。
地理的な距離と、人間関係の距離は別のものです。
たとえば同じ市内にいると分かったとしても、それだけで生活の中まで近いわけではありません。オンラインで見える「近さ」は会話の入口にはなっても、その先の関係まで決めるものではないのです。
今日は少し隠しておきたい、という日もある
「近くの人」に自分が表示されるのが気になる日もあります。
SUGOでは、「わたし」から設定を開き、プライバシー設定で「近くの人に見られないようにする」を選ぶ方法が案内されています。
スマートフォン側から位置情報そのものを使わせたくない場合は、端末の設定からSUGOの位置情報アクセスを変更できます。
操作場所が分からないときは、SUGOのヘルプ・よくある質問で現在の案内を確認できます。
昨日は気にならなかったのに、今日は少し隠しておきたい。
そんな日もあります。設定は、一度決めたらずっと変えないものではなく、そのときの感覚に合わせて見直せます。
外出先では位置情報を気にするけれど、自宅ではあまり意識しない人もいます。その逆もあります。自分がどこで、どんなふうに使っているかによって、気になるポイントは変わります。
設定を閉じたあとにも残るもの
位置情報をオフにしても、会話の中で自分から詳しい情報を話せば、生活圏が伝わることがあります。
「毎朝この駅を使っている」
「週末はいつもこのカフェにいる」
「会社はこの建物の近く」
一つだけなら何気ない話でも、いくつか重なると、普段どこにいる人なのかが見えやすくなります。
だから、位置情報の設定だけに気を取られず、自分がどこまで話しているかにも少し目を向けたほうがよさそうです。
SUGOを安心して楽しむための安全チェックでも、住所や勤務先、最寄り駅など、本人につながりやすい情報について触れています。
仲良くなってくると、細かな話をしたくなることもあります。それ自体が悪いわけではありません。ただ、昨日知り合ったばかりの相手と、何か月も話している相手では、共有してよいと感じる情報の範囲も違ってくるでしょう。
「近い」が会話のきっかけになることもある
同じ地域だと分かると、会話が急に身近になることがあります。
「あの店、自分も行ったことある」
「その駅なら知ってる」
そんな短いやり取りから、思いがけず話が続くこともあります。
それ自体はオンライン交流の面白さです。
ただ、その先をどこまで話すかは別の話です。
今日は地域の話まで。住んでいる場所はまだ言わない。いつも行く場所までは話さない。
その境界を誰かに決めてもらう必要はありません。
オンラインでの「近さ」は、地図上の数字だけで決まるものではありません。
誰と、どこまで話すか。その線を自分で動かせるほうが、オンラインでは付き合いやすいのだと思います。