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仕事でも家でもない場所がほしい。オンラインに「もう一つの居場所」があるということ

SUGO 編集部

仕事でも家でもない場所がほしい。オンラインに「もう一つの居場所」があるということ

仕事が終わって駅から家まで歩き、コンビニで飲み物を買って部屋に戻る。バッグを床に置いたあと、テレビをつけるほどでもなく、誰かに連絡するほどでもない。ただ、静かすぎる部屋にそのままいるのも、今日は少し違う気がする。社会人になってから、そんな夜が増えたという人は少なくないかもしれません。

学生のころなら、教室に行けば誰かがいて、放課後に少し残っているだけで自然に会話が始まることがありました。ところが働き始めると、毎日会う人はいても、その多くは仕事の関係です。会社を出た瞬間に一人になり、家に帰れば落ち着くものの、毎日それだけだと少し物足りなく感じることがあります。

そんなときに欲しくなるのは、新しい親友でも恋人でもなく、ただ「少し立ち寄れる場所」なのかもしれません。

用事がなくても行ける場所

「居場所」という言葉は少し大げさに聞こえますが、実際にはもっと小さな感覚です。何かを相談しなくてもいいし、特別な話題を用意しなくてもいい。誰かが話しているところに少し入って、今日は聞くだけでもいい。そんな場所があると、一日の終わり方が少し変わります。

会社では、たいてい何か理由があって話します。「この資料どうしますか」「明日の予定なんですけど」と、会話には目的があります。家族や昔からの友人にも、それぞれ積み重ねてきた関係があります。そのどちらでもない場所では、逆に説明しなくていいことがあります。名前も仕事も全部話さず、「今日雨すごかったね」と一言交わすだけで時間が進む。オンラインのコミュニティには、そういう軽さがあります。

恋愛だけを目的にしないオンラインのつながりを求める人にとって、この「目的が決まりすぎていない感じ」は意外と大切です。

毎日参加しなくても関係は続く

リアルな集まりでは、予定を合わせる必要があります。仕事が長引いたり、電車が遅れたり、今日はもう疲れたと思ったり、それだけで参加できない日もあります。オンラインなら、帰宅してから10分だけ覗くこともできます。何も話さずに抜けてもいいし、次の日は来なくてもいい。

数日後、また同じルームを見つけて「あ、この前の人いる」と思う。毎日会わなくても、少しずつ見覚えのある名前が増えていく。このくらいの距離感は、忙しい社会人にはちょうどいいことがあります。

新しい人間関係を作ろうとすると、少し疲れることがあります。趣味を聞いて、自己紹介をして、連絡先を交換して、そこまで進まなくても関係は始まります。同じ時間帯によく見かける、好きなゲームが同じ、昨日の話の続きを少し聞く。そんな小さな積み重ねのほうが、むしろ自然です。

趣味の話から自然につながる会話も、最初から仲良くなることを目標にしないほうが続きやすいものです。

帰る場所が一つ増える感覚

SUGOのようなオンラインのコミュニティを使う日も、毎日同じである必要はありません。誰かと話したい日もあれば、人の声だけ聞きたい日もある。ゲームの話題を眺めたい日もあれば、何もしたくない日もあります。生活には波があるから、オンラインの居場所も「毎日参加する場所」ではなく、「今日は少し寄りたい」と思ったときに思い出せる場所くらいがちょうどいい。

仕事でもない。家でもない。誰かに何かを求められる場所でもない。一日の終わりに少しだけ、自分のままでいられる場所がある。それだけで、同じ夜でも少し感じ方が変わることがあります。