好きな音楽が違っても話せる?プレイリストから広がる会話
「最近何聴いてる?」。何気ない質問なのに、意外と答えにその人らしさが出ます。朝の通勤ではアップテンポな曲、夜は静かな曲。昔から同じバンドを聴いている人もいれば、毎週新しい曲を探す人もいます。
好きな音楽が同じなら、もちろん話しやすい。でも、全く違っていても意外と会話は続きます。むしろ「それ知らない」から始まる話のほうが長くなることもあります。
同じ曲を好きじゃなくてもいい
趣味の話というと、共通点が必要だと思いがちです。「同じアーティストが好き」「同じライブに行った」。そんな共通点があれば盛り上がりやすいのは確かです。でも音楽は、それだけではありません。
「その人のどこが好きなの?」「歌詞?」「声?」「ライブ?」と、相手が好きな理由を聞くだけでも話は広がります。自分はその曲を知らなくても、「じゃあ今度聴いてみる」と言える。一致していないからこそ、相手から新しいものを教えてもらえることがあります。
同じ人でも、聴く曲は時間によって変わります。朝、仕事中、電車、帰宅後、眠る前。「通勤用プレイリスト作ってる」と聞くだけで、「朝はどんな曲がいい?」という話になります。「雨の日だけ聴く曲がある」という人もいます。
プレイリストには生活が出る
曲そのものより、いつ聴いているのかを聞くと、その人の日常が少し見えてきます。音楽の話が面白いのは、作品の話だけで終わらないところです。
長いプレイリストを全部共有する必要もありません。「一曲だけなら何すすめる?」くらいがちょうどいいこともあります。相手が教えてくれた曲を帰りの電車で聴いてみて、次に話したとき「昨日の曲聴いたよ」と伝える。そこからまた話が始まります。
オンラインの会話では、次に話すきっかけがあるだけで関係が続きやすくなります。好きな作品の感想から始まる会話と同じように、音楽も「聴いたあとにもう一度話せる」趣味です。
「違う」があるから話せる
全部同じ趣味の人と出会う必要はありません。自分はロック、相手はK-POP、別の人はボカロ。「全然違うね」と言いながら、「でもその曲は知ってる」というところが見つかる。趣味の違いは、会話を止めるものではなく、新しい話題になることがあります。
SUGOのようなオンラインの交流でも、音楽は使いやすい話題です。写真を見せなくてもいいし、詳しい自己紹介をしなくてもいい。「最近この曲よく聴いてる」。それだけで始められます。
最近ハマっていることから会話を広げる方法の中でも、音楽はその日の気分まで話せる少し特別なテーマです。帰り道にイヤホンから流れる曲や、家で何となく再生したプレイリスト。その一曲が、次に誰かと話すきっかけになることがあります。